リアデザイン(2013/1/5投稿)

GH系アテンザ購入のときに、購入の候補にした車種はどちらも250万程度の中古車という条件で、V36スカイラインクーペとプジョー407クーペでした。

 

この3台はどれもリアのデザインが素晴らしいと思ったからです。Dセグの3BOXカーに拘る理由は、ユーザーが強度の「リアデザイン・フェチ」というのは結構多いのでは?この3台ならフェチ満足度は十分なのでどれでも良かったのですが、マツダの新車価格が値引きで驚くほど良かったので決めました。

 

どれが一番リアデザインが優れているかと言えば、プジョー407だと思います。数日前にプジョー407のすぐ後ろを走る機会があったのですが、ため息が出るほどの良いデザインだと改めて思いました。

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日本メーカーでリアのデザインに秀でているのはダントツで日産です。GT-Rのリアデザインは国内外の全モデルでもトップを争うほど。ほかにもZ33とZ34フェアレディZはどちらも素晴らしいですね。さすがはフランスメーカーのグループ企業ですね。日産の新しいデザインにはルノーの影響がかなりあると思います。


 

日本メーカーの4ドアセダンでは、GH系アテンザと最終モデルのホンダインスパイアの2台がリアデザインで目立っていました。しかしどちらも2012年で日本での販売を終えてしまいました。

 

「魂動」デザインの新型アテンザのリアは当初からやや既視感があり、マークXやソナタ、パサートといったデザイン的にあまり評価されていないクルマのリアに似ているような気がします。マツダの最近のデザインはフロントとテールのライトに一体感を持たせるコンセプトなので前後ともに「細目」になってますが、裏目に出てるかなー、やはりリアはインパクトが大事です。

 

 

輸入ブランドではやはり断然にプジョーがいいですね。407の後継モデルになる508は前モデルの洗練されたリアデザインを受け継ぎ、407ではやや過激だったフロントデザインもグリル変更でどことなくGH系アテンザに似ていて好感が持てます。

 

同じくフランス車でPSA傘下のシトロエンC5セダンも抜群のリアデザインです。DSシリーズもいいですが、シトロエン伝統のハイドロサスを備えたフラッグシップモデルはこのC5なのでデザインの完成度もとても高くなってます。セダンといえばドイツ車になるのでしょうが、「リアデザイン・フェチ」はセダンでも圧倒的にフランス車派という人も多いんじゃないでしょうか?