マツダのブログに喧嘩を売る人
また出てきましたよ。マツダのブログにわざわざやってきて、完全に余計な情報をドロップしていくマナー違反な方が・・・まあ50歳越えのオッサンでしょうね。本当に失礼ですが「は?何が言いたいの?」・・・。その方がおっしゃるには「イギリスのコーチビルダーがMZRを使うのはコストが安いからだ!!」って言い張るわけですよ。え?情報それだけ?
オッサンの頭の中
まあ手頃な価格でクルマを売る量販メーカーである以上はコストは考えるでしょうね。フェラーリやポルシェだってコスト前提で部品を選んでいる。まるで世界の多くのモデルは「コストは二の次」で選ばれていると言いたいようだ。もうこの時点でちょっとシラけてしまうんですよ。マトモな大人なら絶対にしないであろう中身がないコメントだなー。なんでこのブログに絡んでくるんだろう・・・。
MZRへの侮辱は心外だ・・・
まあでもそういう人達にマツダの素晴らしさを伝えたい!!という想いもあってブログをやっているので、不機嫌全開のレスだけでは納得してもらえないだろ〜な。ということで知っている限りではありますが「MZRについての見解」を説明をしたいとおもいます。以前に書いたこともあったんですが、直4の1.6〜2.0LクラスのユニットにおいてMZRは屈指のキャラクターを持っています。金井さんが「世界一」を公言したGGアテンザに載せるために、いちいちこだわって作ってある。
マツダの生き方
MZRの代表的なエンジンである2L直4ガソリンユニットの最大の特徴は89.0mm✖︎83.1mmに設定されたショートストロークのボアピッチ。GGアテンザの登場が2003年であり、直4ではすでにホンダK20Aと三菱のランエボ用ターボが86.0mm✖︎86.0mmのスクエアで作られていたものの、それ以外のメーカーはロングストロークが当たり前になっている中で、三菱に続いて将来的な直噴ターボ化にも見通しをつけていたマツダはMZR2.0で毅然とショートストロークという驚きの「逆張り」に打って出た(沢村慎太朗さんも著書で英断と書いている)。
無念
今も「ディーゼル」と「スカイアクティブX」で我が道を行くマツダは好きだ。これは「ロータリー」以来の守って行くべき伝統なのだろう。10月に登場するという「スカイアクティブX」にはMZRの無念(30年世界の最前線で戦うはずがリーマンで断念)を注ぐ新しい時代の官能型ユニットとして登場してほしい。MZRは2.0も2.5も、あとマスタングで試した2.3ターボもそうだけども、それぞれユニットのキャラは違えどもエンジンが「呼吸」している妙な生々しさが印象的だ。
苦しそう・・・
これはスカイアクティブ世代のユニットの話だけども、鈴木利男とかいう日産のテストドライバーだった人が、NDロードスターのハイチューン型2Lユニットを酷評していた。とても苦しそうで踏むのが可哀想になる!!とか書いていたっけ。マツダエンジンはオイル交換時期になると、確かに「苦しそう」って感じるし、交換後は生き生きとしている。それがマニア心をくすぐると思うのだが。・・・ちょっと方向がずれてきた。また別の機会にマツダエンジンの素顔については書こうかな。
直4ユニットを豊かに仕上げる
2Lクラスの直4ユニットなんて本来はあまりキャラなんて与えられるもんではないけど、ホンダのVテックは全ての状況を変えた。直4でもフェラーリやポルシェにも劣らない官能性を秘めることができる。「K20A」も現行の「K20C」もエンジン屋の意地を世界に見せつけている。直4でどこまでこだわるか!?
直4ガソリンの4大ユニット
「MZR2.0」「K20A/K20C」「2ZZ-GE」(ヤマハ&トヨタ)「1750TB」(アルファロメオ)。直4ユニットで趣味のクルマを選ぶならこの4択だ。MZR以外の3機はスペシャル級の性能を出すエリートエンジンなのだけど、この中でとあるレーシングエンジンチューナーによってナンバー1だと認定されたのがMZRだ。英国のAERというレース用エンジンサプライヤーは、6気筒と4気筒からそれぞれ市販ユニットを1つずつ選び、改良型として発売している。6気筒は日産の「VQ35」が、そして4気筒は「MZR」が選ばれている。6気筒は日産、4気筒はマツダが業界の常識だ。さて「MZRは安いから選ばれた」とわざわざ言いにきたオッサンの頭の中では、世界の直4エンジンの勢力図はどーなっているんだ!?って訊いてみたい。
コメントをお書きください
なんていう名前にしてたか失念 (火曜日, 11 6月 2019 22:28)
君の文章、読んで面白いし、若者らしく楽しんで書いてる様子が見えるところ(わざと強いあおるような表現とか絶妙)も好きでいつも楽しく拝見してます。
なぜわざわざマツダのブログを見てるかと言うとマツダが好きだから。
あのコメントも、全くもってDisな感情を含めたつもりは全く無いです。情報それだけ?っていわれても、あのコメント欄で明確に解説や説明なんてできませんやん。絡んでるつもり…も無いです。
MZRはレーシングユース的な使用は、開発の経過としては少なくとも広島の部隊ではほとんど視野には無かったと思います。
実績を鑑みると、結果的にはレーシングエンジンとしての素養は十分だったとは思います。
わざわざAERの話も持ち出してますが、90年大後半、AERは当時新興メーカーで地元ツーリングカーレースに噛んで名を上げてやろうという作戦で、いろんなメーカーチームのエンジンを手掛けることでそれを実現しようとしてました。そんな流れでマツダからの依頼(確かこの時点ではスポーツカーレースマシンのエンジン)を請け負ったという話。ビジネスライクです。
ストックの性能の素晴らしさで、レーシングエンジンサプライヤーが特にMZRを選んだ、というニュアンスは多分無いと思います。
ただちょっと言いたかったのは、そういった流れで、ケーターハムが選んだ=ストックの状態でもレーシーな場面で素晴らしいエンジンであるというニュアンスを感じたので、それはちょっと・・という思いがあって、知っていることをあいう風に書き込んでしまいました。「MZRは安いから選ばれた」といったニュアンスを前面に押し出したいう気持ちは無いですよ。私の文章力不足ですね。あやまります。ちなみに侮辱もしてません、とんでもないです。
「は?何が言いたいの?」
別に言いたいことあって書いたわけではないけども。
自動車ビジネスにおいては、表に出ている情報なんて、ましてやメディアとかネットとかに溢れる情報には何らかの意図的なバイアスがかかってるものが99%ってことですかね。鵜呑みにするなよ騙されるなよ思いこむなよ、、ってことですかね。後付け理由ですが。
関係者面したくないんで言いたくないんですが、私の会社が、あの時期に広島の会社つながりからのデトロイトの会社の下請けで付き合いがあって、まさにグループ待望の新型エンジンについて、技術者ではないのですが微力ながら関わっていました。僭越な言い方になりますが、その辺の事情についてちょっと知ってる。多分沢村さんとかより知ってる。
50代のおっさんを嫌うのはいいんだけど、年月多く生きてきた分体験したことや身に着けた技術と知識、確実に若いものより上回る部分"も"あることは受け入れられませんか?
自分の意に沿わないことを言われてるのを見つけると自分を否定されたような気分になって気分がスパークしたまま攻撃的になるのは若い人に多いですが、まあそれが、熱い・元気というメリットかもしれないので、この路線を突っ走るのが君の芸風として間違いではないかなと思います。分かっててわざとやってる部分もあるだろうし。こういったおっさんの頭の中も直接知る機会にもなるだろうし。
最後に説教的なことをいうのはおっさんの特徴、おっさんの悪いところ筆頭ですね。
まあともかくこれからも面白い記事を楽しみに待ってます。
長くなってしまいました。20分かかりました(^^;)
CARDRIVEGOGO (水曜日, 12 6月 2019 00:17)
時間かけてレスいただきありがとうございます。
一つわかって頂きたいのは、このブログを書いている理由です。このブログを読んでくれるマツダユーザーがマツダに乗ることに自信と誇りを持ってくれたらいいなと思って書いています。ドイツ車やレクサスなどの他ブランドよりマツダ車よっぽど良くできている点を具体的にあれこれと書いてきました。
初期には何度も他ブランドユーザーから、ブログ内容を否定するコメントを頂きましたが、その度に「全力で潰そう」つもりでレスを書いています。コメント欄で負けてしまったら、マツダのユーザーに自信を与えることなんてできないですから。
「MZRは安いからだ」と言われたら、「じゃあコストを考えないとしたら、代わりにどんな直4ユニットが選ばれるんだ!?」と反論するのはまあ当たり前じゃないですか!?あなたのやったことは、阪神タイガースファンのブログにジャイアンツファンが「貧乏球団ww」と書き込んだみたいなものです。マナー違反だということです。
誤解されているようですが「50歳以上のオッサン」=「嫌い」なわけではないです。50年以上生きてきてヤフコメに見当違いな意見を平気で述べてる人々を単純に軽蔑しているだけです。50年間考える機会はなかったのだろーか!?自動車雑誌で盲目的に「輸入車は素晴らしい」と書く人や、「日本車は安い」とステレオタイプなことしか言わないオッサンは失礼ですが「浅い」と思いますね・・・。俺がこのブログでハッキリを書いてあげることで世の中のオッサンたちは自分を見直す機会にはなるんじゃないでしょうか。ブログって素晴らしいなと思ってます。
私はヤフコメ、掲示板、他人のページには一切意見を書きません。あくまで自分の管理するメディアの中だけで主張をしているだけです。これを読んで気分を害される人もいるでしょうから、警告文も添付しております。どなた様にも私のブログ活動の内容についてお叱りを頂戴する立場ではないと思っていますが、それでも説教してくる人がいるのが不思議でなりません。