MAZDA3は十分に売れた!!・・・と思う

 

日本が恥ずべきこと

韓国でベストセラーになっているという「反日種族主義」(李栄薫・編著)の日本語翻訳版を読んだ。ご存知の方も多いだろうけど、韓国の反日教育で常識的に語られている内容の多くに「明確な誤り」があることを告発する内容だ。そのプロローグを読んでハッとした。「韓国の嘘つき文化は国際的に知れ渡っています。2014年だけで偽証罪で起訴された人は1400人です。日本に比べ172倍だと言います。人口を考慮すれば、一人当たりの偽証罪は日本の430倍になります。」・・・これ笑えます!?

 

 

日本はオカシイのでは!?

偽証が次々と白日の元に晒されて韓国ではやらかした多くの人が罰を受けている。その「処分された数」の多さが日本の172倍で430倍ってことなのだろう。韓国では大統領や閣僚が「嘘」で訴追され失職しているが、日本では現在のたった一人の総理大臣の口から数えきれない疑惑がダダ漏れしている。国会質疑の内容も政策の実効性云々ではなく、延々と疑惑の追求ばかりが続くのだけど韓国のような「失職」につながることはないようだ・・・呆れる、憤りをぶつけるところもない。嫌悪感はあるけど時間とともに忘れてしまう。嘘つき文化が世の中から活力を奪いつつある。

 

 

日本は暴力で支配!?

韓国は過ちを認めて多少なりは自浄することができるのに、もはや日本にはそれすら期待できないのだろうか。「党利党略」だけが行動原理になっている平成からの政局は1930年頃によく似ているとかよく言われている。だとしたら五・一五事件が起こった頃の世論も今に似ていたのかもしれない。犯人に同情的な意見が多数寄せられるのも、まあわからないでもないかなー。今では拳銃を隠し持って首相官邸に押し入る自衛隊員や警察官などいないと思うが・・・。

 

 

もうメチャクチャ

安倍長期政権が続く中で、新しい秩序が生み出されつつあるようだ。今の社会は「悪いことをした」から捕まる訳ではない。捕まったやつは「雑魚」なだけだ。検察や警察官僚の出世も全て政権の一存で決まるのだから、取り締まる側も「逮捕してもいい人」かどうかを慎重に見極めて仕事しなければいけない。たとえ交通違反のようなものであっても取り扱いは「ヤバい人」と「雑魚」では180度変わる。路上で場当たり的に行われている取り締まりの標的にされたら、試しにじっと落ち着いて静かに「家族全員殺すぞ・・・」って言ってみるといい。8割くらいの警察官は諦めてくれる。日本とはそういう社会だと内閣が示しているのだから・・・。(ジョークですよ!!)

 

 

そろそろ終わりにしよう

法治国家とは嘘くさい。信頼できる「正義」なんてものは最初からない。法律とは合法的に「雑魚」を抹殺する暴力装置に過ぎないのだから(全てが不要とは言わないけどさ)。今までほとんどのサラリーマンや自営業者は狭い「商圏」の中で、人間関係抜きに収入を得られない窮屈な人生を強いられてきた。いわゆる「ムラ社会」ってやつだ。会社という限られた空間の中に複数の人が長い時間働けば、相当なストレスだしトラブルも発生する。同じように自動車メーカー同士も、狭い商圏の中で競うのならば、かつてのトヨタと日産、トヨタとホンダの間に見られた「中傷合戦」みたいな事態にもなるのだろう。

 

 

もう何言ってるかわからなーい

10年前だったら会社という狭い「ムラ社会」でトラブルを起こしたら、「飼い殺し」されるか「辞職する」かの苦しい選択を迫られるだけだったが、今はどうだろう。仕事なんていくらでもある。そりゃそうだ、これだけIT社会が成熟しているのだから、そこそこ優秀な人ならば、大企業や公務員といった不健全な職場環境に長く留まることなどしないのは当然だ。人口減の時代だから労働者減である以上にIT化による商圏の飛躍的な拡大を背景に、誰の目にもグローバルの負けは明らかな「ムラ社会」からどんどん労働力は流出している。GAFAの驚異的な収益力は「商圏の拡大」以外にほぼ説明がつかないのだから。

 

 

出る杭はひたすらに打たれる

ZOZOの元社長は「商圏拡大」によるビジネスチャンスを的確につかむことができた数少ない日本の実業家だ。ムラ社会の愚かな人々が執拗に批判している姿は、まさに今の日本の「恥部」でしかない。彼らの行動の源となっているのは「ムラ社会の弱者」として消耗が止まらない自分自身から必死で目を逸らそうとする無意識な心理学的欲求不満・・・。

 

 

メディアと社会の乖離

「商圏」(=住んでいる世界)が全く違うという現実を見逃し、場当たりで的外れな批判をひたすら繰り返す。過渡期にある社会では仕方のない現象なのだろうけど、そんなミスリードが延々と止まらないのは「メディア」の新陳代謝が止まっているからか!?年功序列で平均年齢が上がり続けるテレビ局や新聞社はもはや「ご意見番」ですらない。ロイターの代理店!?

 

 

大学に行ってバカになる

ずっと前から日本は国民の5割が大学に進学する超高学歴社会のはずなんだけども、ゲームとユーチューブにしか関心を示さない若者と、過去の自分と20世紀的価値観をやたらと美化して語るオッサンばかりが量産されている。ちょっとこじつけかもしれないけど、日本の大学で行われる講義の題材の99%は「ムラ社会」を対象とした研究成果だ。極端な話をすると高い学費を払って「桃太郎」を聞かされているだけだ。昭和の終わりから言われていたけど、大学行けばバカになる。

 

 

賢ければいいってもんでもない

朝まで生テレビに出てくる三浦瑠璃がはるかに年上の国会議員などを相手に堂々と鋭い主張を繰り出すのは妙に心地良く聞こえるかもしれないが、あれももはやテンプレート化された「ムラ社会批判」に過ぎない。宮台真司などの本を暇つぶしに読んできた人々にとっては、極めて「古典的」な響きすらある。カーメディアの「老害」みたいな連中を批判するのも同じような構造に過ぎない、結局は「ムラ社会批判」だ。これは過去の自分に向けてだけども、旧態依然なカーメディアを批判して知識人ぶるのはダサい。同年代の三浦瑠璃のメディア露出が多くなるにつれて気付かされた。「批判」ができたところで社会は何も変わらない。

 

 

どうやらデファクトが違う

 2019年のカーメディアはわざと「ムラ社会」を演出して炎上を狙っているのでは?というくらいにMAZDAをコケにする論調のものが多かった(実際に炎上商法でしょうけど)。そんなレビューの中ではMAZDA3について、「前評判はすごかったけど全然売れなかったね」とか書かれている。日本では先代より売れてない?イヤイヤ・・・先代はなかなかの数の営業車(教習車)込みの数字だったのだから。そもそもMAZDA3が日本でまとまった数売れると考えている人はクルマが全くわかっていない(国沢とか)。

 

 

日産とホンダがCセグで勝負しない理由

Cセグなんて日産やホンダも日本市場ではほとんど売っていない。世界的ベストセラーのシビックも先代モデルは日本には導入されていない。カローラとプリウスが「THS」ありきな市場を作って独占気味。月1000〜2000台くらいの見通しでインプレッサ、MAZDA3そしてVWゴルフがシェアを掴んでいる。この構図が大きく動く可能性は低い。それでもMAZDA3はグローバルで40万台/年を視野に入れた水準は維持している(2019年合計32万2595台)。

 

 

マツダの狙い

海外生産は前年比で30%程度の減少だけども、エンジンのレパートリーを見ても最初から中国でガバガバ売るスタンスではない。1.5Lガソリンエンジンは先代からのお下がり。新たに作ったエンジンは、「2Lガソリンマイルドハイブリッド」と「スカイアクティブX」で完全にイギリス、ドイツ、アメリカでちょっと特殊なマーケットを狙った戦略がはっきりわかる。多少は時間がかかるかもしれないが、可処分所得が多い市場で、トヨタやVWがやっているような小排気量ターボではない、マツダらしいスタイルを模索している。もはや価格設定がゴルフのライバルではなくなりつつある。

 

 

日本向けはロードスターだけ!?

残念ながら、日本や中国はメインターゲットではない。中国向けの在庫リスクにも耐えられる価格弾力性を担保できるエンジンには手が加えられていない。そりゃ中国市場がそっぽを向くのも仕方ない。しかし今の中国市場は完全なるレッドオーシャンだ。スズキはとっくに逃げ出している。欧州向けの400万円くらいするMAZDA3を中国に投入するのは時期尚早だ。モデル別シェアトップを争うVWや日産は180万円、BMWやメルセデスが300万円で勝負している市場なのだから。

 

ムラ社会と乖離を図るマツダの戦略についての考察を引き続き次回に書いていきたいと思います。

(お読み頂きありがとうございました)

 

最新投稿まとめブログ

 

<関連記事>

 

BMW乗りに安さしか取り柄がない日本車と言われた・・・

 

 

 

 スバルとBMWがどちらも魅力がない理由

 

 

クルマの価格を考える